発達障害が引き起こす二次障害とは、発達障害の特性とは異なる症状が環境によって現れる二次的障害のことを指します。 主だったものは攻撃性の露出、強迫傾向、気分の落ち込みなどです。
尼崎在住 中学3年生 S君のケース 担任の先生に暴力を叱責され、さらに反抗的になり、ついには親に暴力をふるって手のつけられない状態となり、昨年秋から不登校になりました。 今年の1月から神戸家学のふたりのスタディパートナー(研修を受けた大学生)による支援が始まりました。 神戸大学1年Fさん、神戸女学院大学2年Tさんに週2回交代で勉強をみてもらったり、一緒にトランプしたり会話をしたりする中で、本来の人に優しいS君に戻っていきました。 2月から登校できるようになり、高校にも合格することができました。 高校合格発表の日には、S君とそのご両親、そしてふたりのスタディパートナーでお祝いの会も開けるまでになりました。 その際、お父様曰く「神戸家学さんにお世話になる1か月前の状況が信じられません。今の息子は別人のように穏やかになりました。FさんとTさんは神様からの贈り物だと思っています。本当にありがとうございます。これからも末永く宜しくお願いします。」 神戸家学の取り組みは? 二次障害は環境との相互作用によって引き起こされるもので、いじめや大人からの叱責により、反抗的な態度がより激しくなるという負の循環に陥ることがあります。 この二次障害に対する支援は、生徒に「自分を理解してくれる人がいる」と感じてもらうことが第一の目標になります。 一緒に遊んだり、会話をしたり、勉強したりする行動の中で、スタディパートナーは受容する、認める、ほめる、といった生徒を肯定する態度で臨みます。 このような態度が今度は生徒を取り巻く環境になり、肯定的な相互作用を生み出し、問題行動が治まるのです。
特別支援学級や特別支援学校が充実してきた昨今、発達障害を持つ生徒への支援体制も進んできています。 しかし、通常学級を受けもつ先生方の中には発達障害を持つ生徒に「どのように接したら良いのかわからない」という先生方も多いのではないでしょうか。 誤った対応はときに、不登校へと発展させる可能性もあり、そのようなケースのご相談が多いのが実情です。 神戸家学ではご家庭が学校と話し合う際に専門知識をもって交渉を代行し、生徒の環境を整えるための支援も行っています。 今後ますます支援者が互いの強みを生かしてチームとなる支援が望まれます。 その必要性を社会に広くお伝えいただければ幸甚です。 本リリースに関するお問い合わせ先 |
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