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iPadで障がい児の学習支援 読売新聞より

     

 

 

1月21日、東京大学先端科学技術研究センターにおいて、多機能タブレット端末「iPad(アイパッド)」を活用した障がい児の学習支援事例研究「魔法のふでばこプロジェクト」の成果報告会が開催された。

障がい児の学習や社会参加の機会を増やす

 

「魔法のふでばこプロジェクト」とは、東京大学先端科学技術研究センターソフトバンクグループ、NPO法人e-AT利用促進協会が、iPadを使って障がい児の学習支援を行う事例研究プロジェクトだ。

 

同プロジェクトは、2009年に行われた携帯電話やスマートフォンといった情報端末活用による「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」の延長線上にある。

「魔法のポケット」というプロジェクト名は、情報端末が、障がいを持つ子どもたちの学習や社会参加を支援するさまざまな機能の詰まった「魔法のポケットのように便利なもの」として活用されることを願って付けられた。

 

その第2弾として、2011年4月から2012年3月まで実践されているのが「魔法のふでばこプロジェクト」であり、iPadが「特別支援教育の必要な子どもたちにとって、彼らの苦手を補う魔法の道具がたくさん詰まったふでばこのようなもの」という観点からプロジェクト名になっている。

 

教育現場に1年間iPadを無償貸し出しし(18都府県の特別支援学校34校に対して計100台)、その有効性を検証しながら活用事例を発表していくことで、障がいを持つ子どもの学習や社会参加の機会を増やすことを目指している。

 

テクノロジーが子どもたちの能力を引き出す

 

iPadを活用している学校の事例研究報告の発表に先立ち、東京大学先端科学技術研究センター教授・中邑賢龍氏による基調講演が行われた。

 

その中で中邑教授は、同プロジェクトに対する思いを以下のように語った。

 

「スティーブ・ジョブズが生んだ技術のイノベーションiPadを使って、我々は教育にイノベーションを起こすことができるだろうか、というのがプロジェクトのテーマです。実際に、イノベーションが起こせそうな実践例がたくさんあがってきています。

一方、現在の特別支援教育は、障がいとは何かがわからないまま行われています。障がいには、三つのレベルがあるとされてきました。根底にあるのが"Impairment(インペアメント)"であり、医者に行って治らないから障がいと言われてきたのです。

しかしその考え方は、誰もが持ちうるものとして障がいをとらえましょう、と変化しています。テクノロジーを使えばいろんなことができるようになる時代です。お医者さんへ行かなくても、テクノロジーを使えば今までできなかったことができるようになるのです。

日本はまだ、医療中心の特別支援教育だから、とりあえず車いすに乗って好きなところへ行こうという教育的な配慮ではなく、とにかく頑張って歩けるようになろうね、という考え方がベースにあります。それは医者に任せればよいのであって、学校ではどんどん意欲を育てるべきなのに、iPadのような機器がまったく使われていないのです。

今回、子どもたちがiPadを活用することで、素晴らしい実践例がたくさん出てきました。新しい技術を使うことで、子どもたちがその能力を発揮できるようになってきたのです。インターネット、携帯、iPad(タブレットPC)、デジタル教科書、クラウドなど、いろんな技術を活用することによって、もっともっと新しいアイデアが生まれていくことでしょう」

 

可能性を拡げる支援ツール

 

続いて、全国約20校の実践例が報告された。

 

支援教育におけるiPad活用の利点はさまざまだが、各校とも共通していた点は、指先やスタイラスペンで操作ができること、持ち運びが容易であること、さまざまな学習アプリ(ソフト)が使えること、にあるようだ。

 

ただし、単純にiPadを導入してアプリを使うだけではない。

使用する子どもの状態や目的に合わせ、使い方がさまざまに工夫されている。

 

たとえば一例だが、市販のスタイラスペンではグリップの太さが適切ではないためにペンを自作したり、iPadを固定するために机にiPadがスッポリと収まるように穴をあける、あるいはスタンドを自作する、といった工夫だ。

また、ビデオ撮影機能を使い、子どもの目線で蝶(ちょう)結びの動画を撮影し、それを見ながら蝶結びの練習ができるようにしている学校もあった。

 

活用の中心は、アプリの利用だ。

絵本やお絵かき、文字を書く、辞書、図鑑といった知育アプリからコミュニケーション支援アプリにいたるまで、たくさんのアプリが使われている。

そうしたアプリの評価サイトもあり(基本的には非公開)、情報交換も行われている。

 

各学校の報告を聞いていると、学習に対する意欲、操作の軽減など、いろいろな面でiPad導入による効果は大きなものがあるようだ。

ただ、それに頼るだけではなく、支援ツールとして使いこなすことが重要だという。

 

課題もある。

ひとつは、自治体によって校内のLAN(ネットワーク)にiPadを接続できないところがあるという点だ。

LANの接続に自治体の許可が必要であることは初めて知ったが、iPadの活用の幅を広げるにはネットワーク接続は必要だろう。

こうした課題をクリアし、子どもたちのために、よりよい環境ができあがることを望みたい。

 

「魔法のふでばこプロジェクト」は3月で終了するのだが、活動は「魔法のじゅうたんプロジェクト」と名前を変えて継続される。

これは、魔法のじゅうたんに乗って学びの場を校外にも広げよう、という趣旨のプロジェクトだ。

 

こうした活動は、まずは社会全体として正しく理解することが重要だろう。

「先生方が持ち寄った実践で子どもたちが力を付けたら、社会をどう変えていけばいいかということを一緒に考えていけばいい」という中邑教授の言葉が印象的だった。(テクニカルライター・小野 均)

 



魔法のプロジェクト」ウェブサイト
http://maho-prj.com/

 

 

読売新聞より

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/mobile/20120124-OYT8T00580.htm

 

 

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