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イルカの子


我が家には三人の男の子がいます。


三人が三人とも、それぞれ違った形の『個性』を持っています。


長男はいわゆる2Eと呼ばれるタイプ、そして三男はおそらく真性と呼ばれるタイプのギフテッドだろうといわれています。


同じギフテッドでも、2Eと真性では全く異なった人種であり、IQ140台とIQ160越えは次元が全く違うのだ、ということが彼らを持ってはじめてわかりました。


これは、持って生まれた神経回路の構成であり、知育システムなどの謳い文句に有るような、『○○を訓練したらIQアップしてIQ160になりました!』というような感じではないのだな、というのが二人を育てていて感じることです。


しかし、IQアップを目的とするのではなく、能力のでこぼこを補うべく、得意分野をさらに伸ばし、不得意分野をそれなりに伸ばすということは必要だと思います。これは、知能は高いものの社会性に問題を抱えている長男や、言葉の発達と聴覚からの情報処理に問題を抱えている(はっきりした診断は出ていませんがAPD的な感じです)次男を見ていると特に感じます。


交通事故等で脳にダメージを負っても、その部分の能力を補うべく他の部分が発達していくのはよく知られていますが、このように脳は生きていくために必要な努力を常に怠りません。これもひとつの『自助』であると私は考えています。

ですから、『自助の助け』としての療育は大いに活用すべきですし、親として子どもたちにあげられる最大のプレゼントは、療育であり、彼らの長所、得意な事柄を早く見つけ、それを最大限に伸ばす努力をすることだと思います。


とは言いつつも、やはり、迷い、悩み、落ち込むことも多いです。


落ち込んだ時、悩んだ時に『努力』なんてとても、とても・・・。


私は、最近は『寝逃げ』を決め込むことにしました。


落ち込んだら、ムカッときたら、取り敢えず最低限のこと以外は全て放棄して寝る!


一晩十分な睡眠をとってもまだ解決できない様な問題なら、心が落ち着くまで、取り敢えず自分を甘やかしてのんびりしてみる。


まぁ、家人にしてみたらいい迷惑なのでしょうが、ここで私に育児戦線から離脱されるよりはましということで、目をつぶってもらうことに(勝手に)決定!


そんな時に心の支えとなってくれるのは、やはり子どもたちの何気ない言動であったり、同じように苦しみ歯を食いしばって踏ん張っている親御さんのブログであったりします。


先日、次男の就学先を支援校にするのか、支援級にするのかと、家人と話をしていた時のこと。


『僕、毎朝○○(次男)を学校に送っていくよ。その為に、今の学校辞めるよ。』と真顔で申請してきた長男。


彼は、その特性から私学の小学校への進学を選んだのですが、受験の際に物凄い戦いがあり、そこを潜り抜けて入ったんだ、という自分なりの自負があるようなのです。

まぁ、実際のところは、小学校受験用の受験塾に(意図して)一切行かせなかったので受験テクニックが他の子に劣ってしまう、我が家が希望するような、少人数制の進学校ではない、アットホームな感じの学校の面接やグループ試験では、彼の特性が見破られてしまって落とされてしまうということが事実なのですが、子どもなりの『自分が精一杯頑張って勝ち抜いて入った学校だ』というプライドは大事だな、と思いなるべく彼の思いを肯定しています。


で、そんな思いをして入った学校であり、かつ、今現在も社会性の問題で苦しみながら何とか頑張っている学校を『辞めてもいいから次男をサポートする。』と言ってきてくれたことに驚きました。


『支援校になった場合は一緒の学校はちょっと難しいかな。』と話すと、『なら、送り迎えをしてあげられるように近くの公立校に行くよ。僕は○○を守るよ。もし、支援級に行くのなら、尚更同じ学校へ行って守ってやらなきゃ。僕は、たぶん、今のクラスの倍も人数がいる公立校のクラスでは上手くやっていけないけれども、でも僕の家族を守りたい。』と。



なんだか感動しました。


三男も実のところ三歳の年齢差が有るのにも関わらず、物によっては次男に実力が肉迫して来ています。


でも、『自分は同年代の子どもたちができることが、できない、難しいことがある』と気づき始め酷く傷ついている次男を気遣うかのように、(三男が)自分ができないことがあると『にいに、☆☆(三男)これできない。にいに、助けて。教えて。』と積極的に働きかけていることに気づきました。


そして、次男も満更でもない表情で『(ため息)しょうがないなぁ、もう。』なんていいながら手助けをしてやっている姿を見ると我が家にとっては、兄弟がいてよかったのだな、と心の底から思うのです。(そして、この次男は、長男が親に叱られていると、すっと体を親と長男の間に割り込ませてきて、長男をよくかばってやっています。)


療育や習い事、様々なケアに関しては一人子さんのご家庭のようにはできません。
人的資源も時間も、資金も追いつきません。


だから、どうしたら良いのだろうかと悩む日もあります。


でも、我が家にはこれがちょうど良かったのだな、一人ひとりに大人の目が集中しすぎてしまわなくて、毎日縦割り保育状態で社会性を身に着けさせていると考えれば良いのだな、と今は考えています。


何よりも、子どもたちがお互いを大切にし合って、家族を守ろうとしている姿が、親として一番嬉しく、折れてしまいそうな心の支えとなってくれています。


 

そんな我が家にとって、共感を持って拝見した絵本をご紹介いたします。

昨年、主婦の友社から復刻され、愛媛新聞等々でも紹介されていました。

作者の姫野ちとせさんのHPはこちら



 

(主婦の友社ブログより~)

~重い障がいを持って生まれてきた妹のことを、

父さんと母さんは“イルカの子”だと言う~

子育てに悩む親たちに贈る絵本

 『イルカの子』が8月4日に発売されます!

 

 一度絶版になったこの本は、

いまだ復刊を望む声が多く、

また編集担当者の熱意により、

弊社から8月に発売されることになりました。

 

ぼくの妹は、しゃべることも難しいこともできないけれど、

一緒にいると心がすきとおってくるんだ—-。

あたたかな家族の中で育まれた、

妹を思いやる兄の心。家族の愛に包まれ、無邪気に笑う妹。

この絵本には、互いを大切に思いやる兄妹の絆が描かれています。

屈託なく生きる妹を”障がい児”ではなく

争いも憎しみも知らない”イルカの子”だと言って

大切に育てる家族の姿は

”みんなちがって、みんないい”のだと訴えかけてきます ( 続きを読む )




   
   
 


内容紹介

妹は、イルカの子。上手にしゃべることも、みんなみたいに難しいこともできないけど、とってもきれいな心をしてるんだ。

みんなちがってみんないい、と気づかせてくれる絵本。

ぼくの妹は、しゃべることも難しいこともできないけれど、一緒にいると心がすきとおってくるんだ――。

あたたかな家族の中で育まれた、妹を思いやる兄の心。

家族の愛に包まれ、無邪気に笑う妹。

この絵本には、互いを大切に思いやる兄妹の絆が描かれています。

屈託なく生きる妹を“障がい児”ではなく争いも憎しみも知らない“イルカの子”だと言って大切に育てる家族の姿は“みんなちがって、みんないい”のだと静かに、でも強く訴えかけてきます。

障がいってなんだろう? みんなと同じようにできることが、そして時には争って勝ち抜くことが、何よりも大切なことなのだろうか。

障がい児を育てる両親はもちろん、子育てに悩む人、自分の生き方に自信が持てなくなった人にも、そして障がい児たちを受け入れる施設の職員の方々にも、ぜひ読んで欲しい1冊です。

人間はみんな、生きているだけですばらしい。この本を読めば、きっとそう感じられ、力がわいてきます。

内容(「BOOK」データベースより)
いもうとは、イルカの子。じょうずにしゃべることも、みんなみたいにむずかしいこともできないけど、とってもきれいな心をしてるんだ。
著者からのコメント

どこの家庭にも、何かしら不幸の種があると思います。

その種を重荷にとして苦しむか、一生懸命育てて幸せの花を咲かせるかは家族次第。

この本は、花が咲き実を結ぶ過程のおはなしです。

カバーの折り返し
優しい愛と純真な心が育まれ、
認め合うことの大切さを伝えてくれる絵本です。
温かい眼差しの感じられるお話に、
ほのぼのとした気持ちになりました。
(愛媛大学教育学部教授 上岡一世)
著者について

姫野 ちとせ(ひめの ちとせ): 愛媛県松山市在住。

トールペイントに魅了され、子育てのかたわら作品を制作。

『イルカの子』もトールペイントの手法で描かれている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

姫野 ちとせ
愛媛県松山市在住。

2児の母。

トールペイントに魅了され、子育てのかたわら作品を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 
 


最も参考になったカスタマーレビュー


6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 家族の優しさ感じます。, 2005/8/26
By 
ぽいんと
著者の姫野さんの、ご家庭のお話だということを、新聞記事で読みました。
とても、優しい家族に包まれて、自閉症の娘さんを育てられています。
タイトル(イルカの子)を命名したのは、食べる・遊ぶ・愛するの三つのことしかせず、争いはしない・イルカと、娘さんの姿が重なったそうです。
いつも、背中におんぶしておうちへ帰るお兄ちゃんと妹の姿は、なんとも言えずほのぼのしました。
きっと、家族の絆の大切さ・・を改めて感じさせてくれる絵本でした。
 

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[tag] 障がい 子ども
[ 2011/05/18 20:26 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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