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大阪の殺人判決 障害に無理解過ぎる 中日新聞より

 

殺人罪に問われた発達障害の四十代の男に大阪地裁で懲役二十年の判決が出た。

再犯の恐れが強いとして求刑を四年上回る厳罰に傾いた。

隔離優先”の発想では立ち直りへの道が閉ざされないか。

 

大阪地裁での裁判員裁判で被告はアスペルガー症候群と分かった。

生まれつき脳の機能に問題を抱える広汎性発達障害の一種だ。

 

言葉や知能に遅れはない。

だが相手の気持ちや場の空気を読み取ったり、自分の思いを表現したりするのが難しい。

 

裁判官はこうした特性をしっかり理解し、裁判員に分かりやすく説明したのか大いに疑問だ。

判決を見ると、障害を理由に刑を重くしたとしか考えられない。

 

被告は小学五年生で不登校になり、約三十年間引きこもっていた。

それを姉のせいと思い込み、恨みを募らせて包丁で殺害した。

 

判決は「許される限り長く刑務所に収容し、内省を深めさせる必要がある。それが社会秩序の維持にも資する」と述べた。

再犯の恐れが心配されるからだという。

 

根拠としてまず「十分に反省していない」と指摘している。

反省心を態度で示すのが苦手といった被告の事情をどれほど酌んだのかはっきりしない。

 

さらに家族が同居を拒み、加えて「障害に対応できる受け皿が社会に用意されていない」と断じている。

なぜ幼少のころから支援を欠いたまま孤立状態にあったのかを問わず、社会の無策を被告の責任に転嫁するのはおかしい。

 

裁判員の市民感覚はなるべく大切にしたい。

けれども、再犯をどう防ぐかという観点にとらわれ過ぎて、犯罪に見合った刑罰を越えて保安処分の色彩の濃い判決になったのは深く憂慮される。

 

発達障害者の自立を支援する仕組みは一歩ずつだが、着実に整えられてきている。

 

二〇〇五年に発達障害者支援法が施行され、障害を早期に見つけたり、福祉や教育、就労につなげたりする支援センターが全国にできた。

刑務所を出た障害者らの社会復帰を促す地域生活定着支援センターも裾野を広げている。

 

立ち直りには特性に応じて社会性を身につけたり、コミュニケーションの技能を伸ばしたりする専門的な支援が欠かせない。

逆に刑務所には発達障害者の矯正の手だてはないに等しいとされる。

 

親の愛情不足や悪いしつけが障害の原因という間違った考えも根強くある。

判決を他山の石として正しい理解を深めたい。

 

中日新聞より

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012080402000059.html

 
 
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[ 2012/08/05 18:17 ] 広汎性発達障害 | TB(0) | CM(0)
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