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親の理解得て問題共有 読売新聞より

 

「どうしたらいいのか、わからない。助けてください」。

福井大学(福井市)の保健管理センターに、当時、工学部3年の後藤亘さん(仮名)が来たのは2007年のことだった。

実験の単位が取れず、提出期限を延長してもらったリポートも書き上げられずに、失意のどん底にいるのだという。

 

対応した臨床心理士の細田憲一准教授(62)は、専門医に相談するよう助言した。

後藤さんは、同大医学部付属病院からセンターに派遣される精神科医を受診。

診断の結果、アスペルガー症候群と判明し、同大にとって、診断がある発達障害学生を支援する初のケースとなった。

 

後藤さん自身は、新聞などで発達障害の情報に接する度、自分と一緒だと感じていた。

ただ、親に打ち明けても、「絶対にありえない」と認めてくれなかったという。

細田准教授は、「診断名が医師から両親に告げられると、『もう親に説明する必要はないんですね』と後藤さんは言い、ほっとした表情を浮かべていた」と振り返る。

 

大学側は、「PARS(パーズ)(広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度」を用いながら必要な支援を模索した。

支援を決める話し合いは、何回も開かれたが、両親は欠かさず出席。

大学院生の教育助手の配置や、実験をグループではなく一人でやるなどの対応が決まった。

 

もっとも、実際に実施されたのは、定期的な個人面談ぐらいで、その他の支援はほとんどやらずに済んでしまった。

本人が予想以上の頑張りを見せたからだ。

最初は毎週だった個人面談は、半年後には隔週、そして1年後には月1回に。

卒業まで5年かかったが、障害者枠での採用を断って就職活動に取り組み、コンピューターでモノ作りの設計をする仕事に就いた。

 

「両親が発達障害を理解してくれ、心の重荷が軽くなった」「家庭で使っていたエネルギーを、勉強と対人関係に注げるようになった」と、後藤さんは話していたという。

細田准教授は「発達障害を受容した両親が、話し合いによって障害への理解を深めたこと、その上で大学と連携を取れたことが、適切な支援につながった」と分析する。

 

「人生観が大きく変わりました」と感謝の言葉を述べて巣立っていった後藤さんの姿が、今も細田准教授のまぶたに焼きついている。(保井隆之)

 

 

PARS広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度 

日本自閉症協会が作成した広汎性発達障害の評定尺度。

行動理解や支援を進めていくための支援ニーズを評価する。

対人、コミュニケーション、こだわり、困難性などの領域について養育者に面接し、専門家が評定する。

 
 
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[ 2012/04/25 20:18 ] 広汎性発達障害 | TB(0) | CM(0)
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